ZAPの雑記帳

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コラム・雑談

シェア するという概念が新しいビジネスを生みだす

2016/12/20

シェアするという概念が新しいビジネスを生み出す
先日に、レイチェル・ボッツマンの著作で「シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略<共有>からビジネスを生みだす新戦略」の監修をされた小林 弘人さんの講演を聞きに行ってきました。

たまたまの機会で講演の内容もしらずにセミナー参加をしたのですが、非常に面白い講演でした。メモしたノートを会社に置いてきたので、少し記憶ベースになりますが、次のような内容でした。



シェアという概念が新しいビジネスを生み出す

クチコミサイトなどに代表されるように消費者がパワーを持ってきた。また、世間というのをマスメディアが流す世間がすべてと思ってきたが、ネットの発展とともに、さまざまな世間が見えるようになってきた。そういった背景の中で、シェアという考えが広がっていくという話でした。

たとえば、これまでは車を所有することがステータスであり、当然でもあったが、カーシェアリングがはやりつつあります。はやりつつある理由はいくつもあると思うが、価値観の変化というのが非常に大きいと思われます。ほかにも何かの道具が必要なときに、買うほどは使う機会が無い。過去には地域コミュニティの中で貸し借りがあったが、コミュニティの消滅とともにそういったことができなくなってしまった。

それでは、サイトでそういった貸し借り(シェア)ができれば、逆にそのことをきっかけにコミュニティが復活するのではないかという話もありました。そういったことを海外事例を中心に紹介されながら説明されるという講演でした。

 

インターネットの普及がシェアを拡げ、社会を変えていく

ネット人口がある閾値を超え、facebookなどによる実名文化というのが登場し、社会自体が大きく変化しようとしていることを示唆しているのだと思います。また、消費者もマスメディアによる一方的な情報であったり、国家の発表というものを信じなくなっています。

その中では、既存のビジネスモデルではなく、新しいビジネスモデルがどんどん台頭してくるのだと思います。ネットサービスと言っても、既存のビジネスモデルは、リクルートが作り上げた雑誌における広告型モデルの延長線上にあると感じています。

ネット内の各地では、この新旧のビジネスモデルの戦いが始まっています。有名なところでは、ぐるなびVS食べログだと思います。どうしても、クチコミサイトをはじめとした新ビジネスモデルにはマネタイズという問題があります。ここを解決する一つの方法は、経費のかからない小規模集団であるということが言えます。また、収益についても、フリーミアムで言われるような一部から収益を上げるということを考えていく必要があります。

ネット革命だなんだといわれながらも、ほとんどの業界では、リクルートを初めとする既存企業が結局は牛耳っているように思います。今回の変化こそが、大きく社会を変える変化となってもらいたいと思います。また、そうでなければ、小規模なベンチャーは太刀打ちができないとも思います。

この件とは、別で2012年は社会が大きく変わるという話を聞きました。よく意味はわかりませんでしたが、量子物理学の観点からそういったことがいわれているらしいです。オカルト的には、マヤ歴が2012年で終わるという話もありますし(笑)ほんとに社会が変わるのかもしれません。旧体制派として踏ん張るのではなく、新しい社会を楽しみたいものです。

追記

社会にシェアという概念は確実に拡がっている

この投稿は、2010年に書いたものでした。現在は、2016年です。このセミナーで言われた2012年に社会が大きく変わったのかどうかはわかりませんが、この5年間ほどで、このセミナーの中で言われたことが確実にビジネスとして成長をしています。そんな事例を挙げてみます。

 

コワーキングスペースは、5年間でゼロから500件超に

コワーキングスペースは、ちょうどこのセミナーがあった2010年に日本で初めて誕生したと言われています。そして、2016年には全国で500件を超えたと言われています。

カフェのスターバックスのように大資本が動いたり、特定のサービスがフランチャイズ等で拡がったのではなく、コワーキングスペースを必要と感じる個人や小さな会社が中心となって、それぞれが独立したスペースが500件を超えるというのはビジネスとしては珍しい事例ではないでしょうか。

 

Airbnb(民泊)は社会問題になり、法規制になるレベルまで

Airbnbいわゆる民泊は、2015年に一気に広がり、社会問題となり、急速に法規制も入りました。実は、この2010年のセミナー時点でAirbnbはすでに誕生しており、おりしもAirbnbで日本のホストが初めて外国人ゲストを迎えたのは、2010年だったそうです。

 

カーシェアリングが街のどこにでもある状況に

最近では、街のコインパーキングにカーシェアリングの車が置いてるのが日常風景となっています。カーシェアリング自体は、2000年代初頭から海外ではビジネスとして拡がっていました。しかしながら日本で2010年6月にタイムズ24がカーシェアリング事業のブランド名を「タイムズプラス」と変更して本格的に事業開始してから一般的になりました。こちらもAirbnbと同じく2010年に舵を切っていました。

また、「akippa」という駐車場のシェアリングビジネスも拡大を続けています。

 

「ぐるなび」から「食べログ」へ、そして「Retty」へ

2010年の投稿時に書いているように、当時はクチコミサイトが拡がりを見せていましたので、本文中でも「ぐるなび」と「食べログ」の戦いと書きました。これは、モノのシェアではなく情報のシェアと言ってもいいと思います。

そして、飲食店ガイド系サービスであるこの分野では、次の世代の戦いになっています。すなわち「食べログ」と「Retty」の戦いです。「Retty」はキュレーションとなる人が飲食店を紹介していくような形のクチコミサイトです。「食べログ」のクチコミがさまざまな問題となり、やらせなども話題になり、クチコミサイトの口コミの信憑性にみんなが疑問に感じ、その疑問への解決策として実名による口コミという新しいビジネスが誕生しています。

 

このセミナーで言われたことを信じてビジネス展開をしていれば、成功していたのに。。。(笑)と思わなくはないですが、「成功するビジネスアイデア」というものが単純にアイデアだけではなく、社会の空気感、トレンドとアイデアの組み合わせによって、誕生するということなんだとしみじみ感じます。

ちなみに「シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略」はAmazonマーケットプレイスで100円程度で購入できてしまいます。よろしければ、どうぞ。

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