ZAPの雑記帳

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輸入時のINVOICEは正確に。アンダーバリューはしてはいけない

2016/12/20

INVOICEは正確に。アンダーバリューはしてはいけない

ネットショップを運営するにあたり、その商材は国内仕入れでは競合が多く、価格競争力も持てないため、アリババなどを使って輸入品を販売する人が増えています。

特に中国からの輸入をする場合には、アンダーバリューが常態化しています。しかし、アンダーバリューはしてはいけません。



 輸入時のINVOICEは正確に。アンダーバリューはしてはいけない

私はかつて、中国からアパレル商品を輸入してネットショップで販売をしていました。正直、商品の輸入などはした経験、知識はなく始めました。

 

中国からの輸入は何も言わなければ中国側で不正なINVOICEで発送をしてくる

最初は、知人に紹介してもらった中国の業者から数万円レベルの小規模な輸入をしていましたが、ネットショップを拡大しようと取引額、取引量を多くしたタイミングで、国際郵便局の通関室からINVOICEが正しいか確認がありました。

国際郵便局の通関室から確認で届いたINVOICEを見ると、私が支払った金額の10分の1ほどでした。理由はよくわからないままに、正確なINVOICEも輸入元から受け取っていたのでFAXしました。

すると商品到着後にいつもより高い関税の支払いになりました。

 

INVOICEがベースになって関税、消費税が請求される

もともと、知人から商品が届いたときに関税の支払いが言われる場合があるから、その時には支払ったらいいよぐらいで聞いていましたが、上記の件があって調べてみました。

調べてみると。

輸入品には関税と消費税がかかり、関税率は商品によって異なる。そしてその関税と消費税は荷物に添付されているINVOICEを元に算出されるということでした。

私が取り扱っていたアパレル商品の場合、関税率は商品によって8%とか10%でした。加えて消費税が8%かかります。わかりやすく関税を10%とすると、関税と消費税を合計して18%支払わないといけません。

つまり100万円の商品を購入したら、関税を10万円と消費税8万円を支払わないといけません。この計算のもとになる100万円というのは、商品に添付されているINVOICEによって決まります。

INVOICEと言っても、その数字を証明するものは必要なく、自由に書けます。

100万円の商品を購入しても、10万円と書いておけば、関税、消費税を18万円支払わないといけないところ、1万8千円で済むことになります。

 

INVOICEを不正に低く書くことをアンダーバリューでの輸入といい、中国からの輸入では常態化している

前述のように、INVOICEの内容を不正に低く書いて、関税、消費税を安くすることをアンダーバリューでの輸入と言います。

すでに書いたとおり、INVOICEに記載する数字を証明するものは必要ありませんので、数字は自由に書けます。中国から商品を輸入する場合には、中国側でアンダーバリューの状態で発送してくることが常態化しています。

私は、不正をして、トラブルになることは避けたかったので、中国の輸入元にINVOICEは正確に書いたものを添付するように依頼しましたが、その際に言われたことは、「当社から日本への発送で正確なINVOICEを書いてるのはあなただけですが本当にいいんですか?」「50%の金額とかにしなくて本当にいいんですか?」ということです。

つまり、アンダーバリューが常態化しているということです。では、アンダーバリューで摘発されるとどうなるのでしょうか?

 

アンダーバリューがバレて摘発されるとどうなるのか?

既に書いたように、私は正確なINVOICEで輸入をしていたので摘発されたことはありませんが、輸入ビジネスをしている人、税理士に聞いた内容です。

 

過去に遡って、関税、消費税を支払わないといけない

アンダーバリューで摘発されると過去の取引がすべて調べられ、関税、消費税を支払ないといけなくなります。税理士によると、普通の税務調査であれば、理由等によって多少のおまけ?などがあるが関税については、情状酌量の余地はないそうです。

知り合いのネットショップで、すべての商品をサンプルとして1円で輸入していた人がいましたが、数千万円の課税がされ、廃業しました。

 

今後の輸入ビジネスができなくなる

これは、商社で働いていた経験のある人から聞いた話ですが、アンダーバリューで摘発されると、今後の輸入ができなくなるか、輸入のたびに検査が入り、輸入に時間がかかるようになるそうです。

 

マイナンバーの導入によって、摘発される可能性がグッと上がっている。アンダーバリューをしている人は早めに是正しましょう

マイナンバー制度が導入されました。マイナンバー制度の導入と同時に、海外送金にはマイナンバーが必要となりました。つまり、誰がいくら海外に送金をしているのかということがわかるようになったというわけです。

INVOICEをいくら不正に作成をしても、これまでは送金額との照合ができないために税関としても規模が大きくないとチェック対象としてこなかったのではないかと想像しています。

しかし、マイナンバー制度の導入によって、誰がいくら送金しているのかがわかるようになりました。こうなるとアンダーバリューによる不正な輸入の摘発は容易になるのではないかと思います。

※完全に想像です。でも、中国からの輸入でアンダーバリューが常態化しているのが事実であれば、その関税をきっちり取ることが税収額のアップにつながることになりますので、把握がしやすくなったのであれば、そうするであろうと思います。

 

価格競争力が落ちてしまうという業者は

競合他社がアンダーバリューでの輸入をしているような業界では、関税を正確にはらうことで、自社だけが仕入れ額が大幅に上がることになります。(前述の例では、8%~10%と書きましたが、品目によって関税率は変わります。)

そうなると、他社に比べて価格競争力が低下してしまうことは否めません。だから「みんなで渡れば赤信号怖くない」と言ってアンダーバリューを続けることは、よくありません。

なんとか、経費の削減等を進めて、正規INVOICEでの輸入に切り替えることをおススメします。

 

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