ZAPの雑記帳

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ネットショップの仕入れルートが見つからなければサイトごと購入するという選択肢

2016/12/20

ネットショップをM&Aで購入

ネットショップを始めたいという人の最大のネックは仕入れルートです。小規模な個人が伝手もなく有利な仕入れ先を確保するのは非常に難しいです。

その問題を解決する一つの方法は、ネットショップを購入するという選択肢です。



サイト M&A は思っているよりも安く良いサイトが手に入る

ネットショップを購入するというのは、いわゆる M&A です。M&Aというと新聞などで見るような大企業がおこなうイメージですが、実は、身近でも行われています。

 

サイト M&A は、数万円規模からおこなわれている

M&Aの中でもインターネットサイトの売買は、サイトM&Aと言われます。売却希望サイトは数万円からあります。

サイト売却を希望する人とサイト購入をする人の仲介サービスがありますので、そのようなサービスを使うことで、購入できるサイトを見つけることができます。
※サービスは後ほど紹介します。

 

サイト売却を希望するってどんなケースなのか?

 

サイトを売却するってことは、儲からないからではないのか?と思う方がおられると思いますが、これまでに見たケースとしては次のようなものがあります。

 

他の事業のための資金調達としてのサイト売却

一番多いケースが、他の事業のための資金調達です。実際には、サイトの運営に係るマンパワーも他の事業に集中させたいというケースが多いです。サイトで利益が出ているのであれば、運営を継続した方が良いじゃないかと思うかもしれませんが、サイトというのは手を入れないと売上が低下していきます。特に代表者がこれまでサイトの方針をメインに決めていて、日常業務はオペレーターがしているというケースでは、代表者が他の事業に力を入れることで、将来的な売上低下が予測されるので、売上があるうちに売却するという判断をするケースが多いようです。

 

サイト規模が大きくなり個人で扱えなくなってサイト売却

始めは個人が小遣稼ぎのつもりで始めたサイトやネットショップがどんどん人気が出て、サイト規模が大きくなるというケースがあります。運営者が独立を考えている場合には、願ったり叶ったりのケースですが、そうではない場合には、手にあまって売却するケースがあります。

 

売却益を目的とした詐欺的なサイト売却

最後はサイトの売却だけを目的とした詐欺的なビジネスをしている人がいます。外見上は盛況に運営されているように見えたり、将来性があるように見えても、実際に購入するとさっぱりというケースがあります。

 

サイト M&A で騙されない、失敗しないためのチェックポイント

サイトM&A でサイト売却をしている人の中には前述のように詐欺的な行為をしている人が一定数います。一方で、詐欺と言い切れないのは、サイトを購入した側にスキル・知識が不足していてうまく運営ができなかったり、サイト売却額に含まれている目に見えない資産(取引先や将来性など)をうまく活かせずに失敗しているケースもあるからです。

そこで、少しでもサイト M&A で騙されない、失敗しないためのチェックポイントをまとめました。

 

サイトの運営年数は1年以上あること

サイトの運営年数が1年以上あることは絶対条件です。また、その1年とは、現状の売上もしくはアクセスのレベルが達成できてからカウントしてください。

サラリーマンが転職して1年以内には住宅ローンを組めないように、1年間の安定したベースは重要です。

サイト M&A の売却サイトの中には、副業で立ち上げたら半年で手に負えなくなったため、売却しますというものがあります。そういったサイトには手を出さないでください。

 

売上額よりもアクセス数を重視する

サイト購入時には売上額が重要なのですが、アクセス数を重視してください。なぜなら、売上額は顧客の動きや品揃えなどによって上下する要素が大きいからです。一方で、アクセス数は変動の幅が少ないです。

理想は、現在はほとんどのサイトがGoogle アナリティクスでアクセス解析をしているので、Google アナリティクスの閲覧権限を一時的に許可してもらうということです。それによって、嘘偽りのない数字が見ることができます。

アクセスを見る上での注意点は運用で発生させたアクセスと放置していても発生するアクセスを見ることです。

運用で発生させたアクセスとは、広告、SNS、メルマガなどです。一方で、放置していも発生するアクセスとはSEOや被リンクからのアクセスです。完全には判別できませんが、広告とSNSについては、Google アナリティクスではっきりとわかります。

もし、Googleアナリティクスが見ることができなければ、Similar WEB を活用してください。あらゆるサイトのアクセスを外部から解析しているツールです。正確な数値はでませんが、競合サイトなどのアクセス数も調べ、その比較で判断をすることができます。

 

変更できない数字をできるだけ出してもらう

ほとんどの場合には、エクセルで売上やアクセスをまとめてくれています。もちろんその数字は重要ですが、前述のGoogle アナリティクスのように売却元が変更できない数字を見せてもらってください。カラーミーショップで運営しているネットショップの場合には、「売上分析」のページは変更できないので、信用性が高いです。

また、目に見えにくい数字については、できる限り信用しない方が良いでしょう。例えば、問い合わせからの受注が○○万円という売却サイトがありますが、そういったケースでは受注の要因がサイト側以外の対応スタッフの能力や受注後の納品能力などに左右されるケースがありますので、慎重に対応をする必要があります。

 

ネットショップの場合には、商品実物と仕入れ値を正しく把握する

私はかつてネットショップの購入で失敗したことがあります。その際に怠ったことは、商品実物と仕入れ値をきちんと把握しなかったことです。もう少し具体的に言うと、仕入れ値は必ずオープンにしてくれますが、その商品の実売価格はわかりにくいです。

かつて私が失敗したのは、仕入れ値1,000円、希望小売価格が2,000円ほどのアパレル商品を6,000円ほどで販売していたネットショップの購入でした。仕入れ値とネットショップ上での販売価格は把握していましたが、希望小売価格は把握できていませんでした。

そのネットショップでは、写真を高級感ある仕上がりにして、2,000円のものを6,000円で販売していました。そのままの形でビジネスを続けることも可能でしたが、そういう形はできずに2,000円で販売をする形に変更をして、利益額が大きく棄損しました。単に世間が安売りをしていて実売価格が低いということであれば、そのまま継続しても良いと思いましたが、希望小売価格が2,000円のタグを外して販売するのは良心が痛んでできませんでした。。

 

購入額の目安は、1年分の利益+資産価値

購入額の目安は、過去の実績から見て、1年分の利益と在庫や資材などの資産価値の合計額がサイト購入額の目安です。在庫は、在庫内容に合わせて、売れ残りなどを勘案して、下代の 80%~100%で計算するケースが多いです。また、梱包資材などの備品はよほど多くなければ、無料で提供されるケースが多いです。

この金額をベースとして、値段交渉となります。

 

サイトM&Aはどこでするか?

サイトM&Aで検索するとさまざまなサイトが検索されます。非常に多くの会社がサイトM&Aを取り扱っています。

昔からある有力どころとしては、

SiteStock、サイトキャッチャー、サイトM&Aなどがあります。サイトを購入するためには、購入したいと思うサイトが出てこないといけません。売却側がどのサイトで売るかということはわからないため、できるだけ多くのサイトを定期的にチェックする必要があります。

複数のサイトで売却先を募集しているケースでは、前述のサービスを使うことをおススメします。

 

サイト売買実例:60万円で購入して成長させてから 800万円で売却

恥ずかしながら、私の実例になりますが、主婦の人が副業で運営していたネットショップの売上が毎月数万円になったタイミングでお子さんが産まれるということで売却を希望されたネットショップを60万円で購入をしました。

60万円の内訳は、毎月3万円の利益×10か月+在庫30万円強でした。

このネットショップをベースに、複数のネットショップを立ち上げ5年後くらいに800万円で売却しました。

800万円の内訳は、毎月の利益50万円×11か月+在庫300万円×85%でした。

売却理由は、別の事業のための資金調達です。このようにうまく行くケースもあれば、文中で紹介したように、失敗して数十万円を失ったケースもあります。

いずれの場合にも、サイト売買には仕入れルートなども同時に提供されます。もっとも入手しにくい仕入れルートを手に入れることができれば、ビジネス展開が非常に有利に進みます。特に成功例では、前任者が多くの業者とあたって手に入れた仕入れ業者でした。有利な仕入れルートだったため、複数店舗の運営をすることもできました。失敗したケースでも、仕入れルートは手に入りましたので、サイトの購入額としては大きくなってしまいましたが、運用後に利益を出すことはできました。ただ、回収には2年ほどかかってしまいましたが。。

サイトM&Aは成功も失敗もありますが、何のノウハウもない個人が無の状態から始めるよりはスタートしやすい方法です。ただ、良いサイトは掲載後、すぐに購入先が決まるため、定期的なチェックと良いと思った時には、即決する決断力が必要です。

 

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